マネックス証券のIPOルール・抽選配分・入金タイミング・資金拘束など

マネックス証券はネット証券大手で、米国株など海外の投資商品の取扱いも豊富で、ワン株で少額取引ができるなど色々なサービスも充実しています。

IPOの抽選ルールは個人投資家にとってありがたいものになっていて、IPOの取扱いも多くIPO投資において必須になってくる証券会社です。

ここでは、マネックス証券のIPOルールを中心に解説します。

マネックス証券の特徴・実績

マネックス証券のIPO実績は、幹事ではトップクラスの実績です。

全IPO数 主幹事 幹事
2017年 90社 1社 49社
2018年 90社 0社 49社
2019年 86社 0社 45社

主幹事になることはほとんどありませんが、年間で全IPOの5割~6割の幹事を引受けています。

主幹事に比べてIPO株の割当は少なくなる幹事ですが、ネット抽選に配分するIPO株は10%としている証券会社が多い中、マネックス証券では割当てられたIPO株は全てネット抽選に配分してくれます。

IPOの当選確率が資金量や取引などによる実績で優遇される証券会社とは違って、 誰もが平等に当選のチャンスがあるルールを採用しているので、IPO投資では必ず口座開設しておくべきでしょう。

未成年口座でのIPO申込みが可能なので家族の多い方は抽選の機会を増やせて、当選の期待が大きくななります。

マネックス証券は、委託幹事 (裏幹事)を務めることもあるので「新規公開・公募株アラートメール」を設定しておくと、マネックス証券で取り扱う事になったIPOの情報をメールで知らせてくれるので、申込みを逃してしまうことも減らせます。

IPO株抽選配分

マネックス証券では、割当てられたIPO株は全てネット抽選で配分されます。

抽選方法は、コンピューターで無作為に抽選を行い1口座1抽選の完全平等抽選を採用しています。

資金量や取引量または申込株数などでの優遇はなく、そのため誰もが当選確率は同率で、人気IPO銘柄にも当選が期待できます。

1口座1抽選
となっていますが、2単元 (200株) 以上の申込みをしても複数単元が当選することは基本ありません。抽選参加の当選者にたいして1単元 (100株) ずつ配分を行うとしています。

もし抽選者全員に1単元を配分してもなお配分株数があるようなら、複数単元の申込み者を対象に配分されるようですが、そのような銘柄は公募割れの可能性が高いので注意が必要です。

マネックス証券では1単元 (100株) の申込みで十分です。

IPO抽選参加ルール

資金入金のタイミング

前金制でブックビルディング申込時に銘柄の購入代金が必要です。
購入資金が入金されてないと、抽選の申込みができません。

ブックビルディングの申込みをする場合は、ブックビルディング期間内に必要資金を入金して申込みをしましょう。

資金拘束のタイミング

ブックビルディング申込時に申込んだ銘柄の必要資金が拘束されます。

当選、補欠当選の場合は拘束されたままになり、購入辞退をするとすぐに解放されます。

落選していれば資金拘束から解放されています。

重複申込の資金

ブックビルディング申込時に銘柄の必要資金が拘束されるので、同一資金で複数銘柄の申込はできません。
申込みをしたい各銘柄のブックビルディング期間が重なると資金がきつくなるのでこの点は悩みどころです。

  • A銘柄の必要資金が30万円
  • B銘柄の必要資金が20万円

申込みをしたいA銘柄とB銘柄のブックビルディング期間が重なっている場合は、30万円+20万円の合計50万円が必要になります。

重複申込みが可能な証券会社で上記の場合だと、必要資金が1番高いA銘柄の30万円を入金していればB銘柄の申込みができるようになります。

抽選結果

抽選結果が発表される時間は抽選日の18時以降で、翌日に発表になることもあります。

結果は『当選』『補欠当選』『落選』で表示されます。

『補欠当選』は当選者の辞退や購入申込を忘れた分の株が、繰上抽選として配分される対象になります。

購入申込期間が終了した後に繰上当選の結果が発表されます。

当選後の購入キャンセルのペナルティは?

マネックス証券では当選後の購入辞退のペナルティはありません。

公募割れしそうな銘柄に当選してしまったら気にせず購入辞退もえらべます。

他の証券会社では、数か月間IPOの申込ができなくなるなど厳しいペナルティもありますが、マネックス証券は優しい制度になっています。

購入意思表示

当選か補欠当選すれば購入意思表示期間に、『購入』か『辞退』を選択します。
どちらかの意思表示を1回選択すると、変更できなくなります

購入申込期間が終了した後に繰上当選の結果が発表されます。
購入意思表示期間は必ずマネックス証券のホームページで確認するようにしましょう。

マネックス証券の売買手数料と入出金手数料

「売買手数料」については、IPO投資では申込みできる証券会社が限られているため、売買手数料で証券会社を選ぶことはできませんが、証券会社によって自分の取引に合った取引手数料のプランが選べたりします。IPOが上場してからIPOセカンダリー投資など、現物取引をするためには売買手数料も考慮する必要があります。

「入出金手数料」については、IPO銘柄によって申込みできる証券会社 (幹事証券会社) が違うため、資金移動を行うために頻繁に入出金が必要になってきます。そのため入出金は、手数料無料のサービスを使用することが重要です。

マネックス証券の「売買手数料」と「入出金」についても紹介していきたいと思います。

売買手数料

取引手数料のプランは「取引毎手数料コース」と「一日定額手数料コース」の2種類があります。

IPOの購入手数料は無料です。

現物取引では以下の取引手数料になっています。


取引毎手数料コース
1注文の約定金額に対して手数料を計算するコース (現物取引)

1注文の約定金額 手数料
10万円以下 100円
10万円~20万円以下 180円
20万円~30万円以下 250円
30万円~40万円以下 350円
40万円~50万円以下 450円
50万円~100万円以下 成行注文は1,000円
指値注文は1,500円
100万円~ 成行注文は約定金額の0.1%
指値注文は約定金額の0.15%

スマートフォン用アプリ「マネックストレーダー株式 スマートフォン」からの注文の場合は、1注文の約定金額が50万円を超えると約定金額の0.1%が手数料になります。


1日定額手数料コース
1日の約定金額の合計額に対して手数料を計算するコース

1日の約定金額合計 取引手数料
100万円まで 1日何回取引しても500円
300万円まで 1日何回取引しても2,500円
600万円まで 1日何回取引しても5,000円
以降300万円ごとに 2,500円ずつ増加

月間で定額手数料の利用回数が多いと割引があります。
1日の約定金額300万円ごとの売買を「ボックス」という単位で表します。

月間利用ボックス数 300万円ごとの取引手数料
1回から20回まで 2,500円
21回から120回まで 1日何回売買しても2,250円
121回から 1,650円ずつ増加

ボックス回数が21回目から割引が適用されるようになっています。

入出金手数料

マネックス証券の入金は、以下の方法で入金できます。

入金方法 手数料 入金反映
即時入金サービス 無料 即時
定期自動入金サービス 無料

毎月7日の翌営業日

銀行振込 負担 入金から15分以内
15時以降は翌営業日
マネックスセゾンカードATM入金 無料 即時

マネックス証券の入金方法は、インターネットでの「即時入金サービス」が最もおすすめです。
即時入金サービスは振込手数料が無料で、ほぼリアルタイムで入金が反映されます。

即時入金サービスが利用可能な金融機関は以下の通りです。
なお、即時入金サービスを利用するには、口座振替契約が必要です。
※住信SBIネット銀行とソニー銀行では口座振替契約は不要。

即時入金提携銀行

(出典:マネックス証券)
(出典:マネックス証券)

なお、各銀行でシステムが停止している時間やシステムメンテナンスなどでサービスを停止している期間は、即時入金サービスを利用できません。


マネックス証券からの出金手続きの内容は以下の通りです。

出金方法 対応金融機関 手数料 出金反映
通常出金 全国の金融機関
(登録した金融機関)
無料 営業日の20時28分までの出金は
翌営業日
それ以降は
翌々営業日
即時出金 みずほ銀行
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
りそな銀行
埼玉りそな銀行
ジャパンネット銀行
ソニー銀行
楽天銀行
住信SBIネット銀行
静岡銀行
新生銀行
ゆうちょ銀行
※平日9時~15時は登録した全国の金融機関に対応
1回につき
330円
(税込)
即時
マネックスセゾンカード出金 セブン銀行 無料 即時
ゆうちょ銀行 1回につき
110円
(税込)
即時
クレディセゾンATM 1回につき
110円
(税込)
即時

マネックス証券のネットで通常出金は手数料も無料になっています。
マネックスセゾンカードでのATM出金も一部無料で出金可能です。

有料にはなりますが、取り急ぎ出金したい場合は「即時出金」サービスを利用すれば、登録している銀行口座にリアルタイムで反映されます。ただサービス時間外やメンテンナンス期間中は利用できない金融機関があるので確認が必要です。

まとめ

マネックス証券のIPOルールを解説してきました。

  • IPO取扱数はかなり多い
  • 抽選配分は1口座1抽選の100%完全平等抽選
  • 優遇制度がないので人気のIPO株も誰にでも当選のチャンスあり
  • 完全前金制でブックビルディング申込時に銘柄の購入代金が必要
  • 同一資金でIPOの申込みは不可能
  • 当選時のキャンセルはペナルティ無し
  • インターネットでの即時入金が可能で入出金手数料も無料
  • 未成年口座でのIPO申込が可能

マネックス証券は幹事実績も多く、IPOの引受け株数を1口座1抽選の100%完全平等抽選なので、幹事のなかで配分数はトップクラスになります。

同一資金での重複申込ができないので当選を狙いたい各IPO銘柄のブックビルディング期間が重なれば、資金管理が重要になってきます。

未成年口座でのIPO申込みもできるので、家族からの抽選申込を増やせば当選確率も上がるので、当選の近道になります。

当選確率は高くIPO投資をしていくには、重要な証券会社に間違いありません。

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