SBI証券のIPOチャレンジポイントのルールや貯め方・使用タイミングは?

IPO投資をしているほとんどの人がSBI証券の口座は持っているのではないでしょうか。

IPOの幹事トップクラスのSBI証券なので口座は必須になることは間違いないですが、なんといってもIPOチャレンジポイントは個人投資家にとってかなり大きなメリットになります。

このポイントを貯めていけばいつかは必ずIPOに当選できるようになる、SBI証券独自の制度です。

IPO投資を始めたばかりや、始めようとしている人は「IPOチャレンジポイントってなに?」って人もいると思うので、初心者にもわかりやすく解説していきたいと思います。
とりあえずIPO投資を今から始めようとしている人はSBI証券の口座はいち早く開設するのがいいでしょう。

IPOチャレンジポイントとは

IPOチャレンジポイントとは、このポイントを貯めていけばいつかは必ず当選できるようになるSBI証券独自のポイントサービスです。

IPO投資はローリスク、ハイリターンでとても魅力的な投資先ですが、人気が高く抽選に当選するのは簡単なことではありません。

そのなかでも、SBI証券のIPOチャレンジポイントの制度はたくさんのポイントを貯めるほど、貯めたポイントを使用して、利益100万円クラスの初値の高騰が期待できるIPO株にも当選できる可能性があります。

ある程度IPO投資を行ってきている個人投資家なら、知らない人はいないであろう神的サービスです。

IPOチャレンジポイントの貯め方

IPOチャレンジポイントは、IPOの抽選に申込んで落選となれば『1ポイント』貯まっていきます。
1銘柄の落選につき1ポイントが貯まることになります。
なので1名柄に1単元(100株)の申込した場合と、10単元(1,000株)の申込した場合でも落選して貰えるポイントは1ポイントです。

SBI証券の抽選配分は1口1抽選です。抽選申込の単元(100株)を多く申込んだほうが抽選される回数が増えて、当選確率が上がるシステムになっています。
当選を狙うためには多くの株数を申込むことが基本です。
当然ですがその分、資金が多く必要になります。

ポイントを貯めるコツ

IPOチャレンジポイントを貯めていく基本的なコツは、SBI証券が取扱うことになったIPOの抽選にすべて申込むことです。

下記の表を見てわかる通り、SBI証券がIPOの幹事になる機会は業界トップなので抽選申込もかなり多くなります。
年間で平均80件ぐらいの申込ができるのでポイントを貯めるためにすべて申込みます。

全IPO数主幹事幹事主幹事+幹事
2017年90社87583
2018年90社117586
2019年86社77582

SBI証券の抽選配分は多くの単元(株数)を申込むと当選確率が上がっていくシステムなので、最低単元 (100株) の申込みだと当選する確率はかなり低いです。
しかもポイント狙いで抽選に参加する人が多いため余計に当選確率は低くなります。
なので、不人気のIPOでもすべて最低単元 (100株) の申込みをして、落選狙いでポイントを貯めていきましょう。

もし不人気で公募割れのリスクがあるIPOに当選しても、購入キャンセルのペナルティがないので、購入キャンセルをすれば大丈夫です。

購入キャンセルの場合はポイントが貰えません。

未成年口座からもポイントを貯める

SBI証券は未成年口座からもIPOの抽選に参加できます。

家族の人数分申し込みをすればそれだけ各口座でポイントが貯まっていくことになります。
そのため家族の人数が多い人はコツコツと貯めていき、優良IPO株の当選を狙って将来大きな利益が得られることになります。

未成年口座は0歳から開設できるので、子供の将来のことも考えてポイントを多く貯めていきましょう。
SBI証券はIPOの抽選参加時に、IPO銘柄の必要資金を入金しないといけないので、家族分の資金は必要になります。

キャンペーンを利用して貯める

SBI証券は不定期でIPOチャレンジポイントが貰えるキャンペーンを行うときがあります。

キャンペーン内容はさまざまで、投資商品の購入や、IPOの抽選に落選すれば通常の5倍のIPOチャレンジポイントが貰えるなどのキャンペーンがありました。
できればすべて参加したいところですが、投資商品の購入などは損失のリスクもあるので慎重に考えたほうがいいです。

キャンペーン情報はSBI証券のホームページで確認し、参加できるキャンペーンがあればよく検討してポイント狙いで参加するのもいいでしょう。
現在行っているキャンペーンは以下になります。

IPOチャレンジポイントが貰えない

抽選に申込したのにIPOチャレンジポイントが貰えないことがあります。

そもそも、抽選で落選したらポイントが付与される条件なので、抽選対象外で抽選すらされていないことがあります。

その理由を見ていきましょう。

  1. 抽選時に必要資金がたりてなかった
  2. 重複申込で当選か補欠当選で資金拘束された
  3. ブックビルディングで抽選対象価格未満の価格で申込をした
  4. 当選または補欠当選の購入辞退を行った
1.抽選時に必要資金がたりてなかった

SBI証券では抽選時にIPOの買付資金が必要になります。
公開価格決定日に必要な資金が入金されていないと抽選対象外になり抽選されなくなりますのでポイントも貰えません。
公開価格決定日の18時以降から抽選が行われるので、18時までにはIPOの買付資金を入金する必要があります。

なおSBI証券は資金が入金されていなくても、抽選の申込はできるので忘れがちになりやすいです。
入金は早めに済ませておいたほうがいいでしょう。

2.重複申込で当選か補欠当選で資金拘束された

SBI証券では同一資金での重複申込が可能なので、最も高い価格の銘柄の資金を入金していれば、その他の銘柄も抽選の申込みができます。
同一資金で複数のIPO銘柄に抽選申込をしていて、どれかが当選か補欠当選するとその銘柄の購入資金分が資金拘束されるので、他の銘柄の抽選時に資金が足りていなくて抽選対象外になってしまいます。

3.ブックビルディングで抽選対象価格未満の価格で申込をした

抽選の対象となるには公募価格以上での価格で申込をしないと抽選対象外になります。
公募価格は仮条件の上限価格で決定することがほとんどです。
そのためブックビルディング申込で仮条件の上限価格で申込をしましょう。

4.当選または補欠当選の購入辞退を行った

ポイントが貰える条件は落選なので、抽選の結果が当選または補欠当選していて購入申込の辞退をするとポイントは貰えません。
補欠当選の場合は購入申込をして繰上抽選に落選すればポイントが貰えますが、繰上当選するとそのまま購入になります。
ポイント狙いで抽選参加している場合は、公募割れのリスクがあるIPO銘柄には注意してください。

IPOチャレンジポイントを使用する

IPOチャレンジポイントでの配分

SBI証券では配分されIPO株全体の約40%~50%がネット抽選に配分されます。

ネット抽選配分のうち、70%が資金量有利での抽選枠で、30%がIPOチャレンジポイントでの枠になります。

まずは、資金量有利の抽選が行われて、次にIPOチャレンジポイントでの配分が行われます。

IPOチャレンジポイントの配分では、抽選申込の時にIPOチャレンジポイントを使用した人で、かつ資金量有利の抽選に落選した人の中から配分されます。

IPOチャレンジポイント当選枠

IPOチャレンジポイントでの当選決定は、IPOチャレンジポイントを多く使用した順に当選者が決定するルールになっています。

例えばIPOチャレンジポイントでの当選が5枠あったとしたらポイントの多い順で以下のように当選者が決定されます。

  1. 300ポイント使用 → 当選 
  2. 280ポイント使用 → 当選 
  3. 270ポイント使用 → 当選 
  4. 250ポイント使用 → 当選 
  5. 240ポイント使用 → 当選 
  6. 239ポイント使用 → 落選

なお当選枠の中で同じポイント数の申込者が複数いた場合は、同数ポイントの申込者の中で抽選が行われ当選者を決定します。

IPOチャレンジポイント使用タイミング

IPOチャレンジポイントは貯めるほど大きな利益が狙えるIPOが当選しやすくなる、大変貴重なポイントです。
そのためどれぐらい貯めて、どのIPO銘柄に使用するか悩むと思います。

せっかくコツコツと貯めてきたIPOチャレンジポイントを無駄にしないためにも、ある程度貯まるまでは使用しないことが大事です。

ここでは、初値が高騰するIPOを初値で売却することが前提です。

SBI証券からは、IPOチャレンジポイントで当選するポイント数は公表されていないため、ネットでの当選報告をあてにするしかありません。

ポイントを使用する考えは人それぞれだと思いますが、下記を参考にポイントの使用タイミングを検討してみてください。

  1. 300ポイント以上貯める
  2. 利益100万円ぐらいを狙う
  3. 申込株数は300株以上
  4. SBI証券が主幹事のIPOにポイント使用

ネットでの当選報告では、300ポイントあたりから初値高騰で大きな利益がでるIPOの当選が多くなっています。
300ポイント以上を貯めるには、SBI証券のIPOにすべて抽選参加しても4年ぐらいかかる計算になるので初値の利益が100万円ぐらいを望めるIPOを狙うようにします。

主幹事はIPO株の配分株数が多くなるので、SBI証券では複数単元の当選の可能性があります。
IPOの当選本数にもよりますが、SBIが主幹事のときにはポイントを使用して複数単元 (200株~300株) の当選報告が多くみられます。

そのためSBI証券が、初値の利益100万円ぐらいを狙えるIPOの主幹事になったときにIPOチャレンジポイントを使用して300株以上の申込をすることを参考にしてみて下さい。

初値で100万円の利益が狙えるIPOに300株当選すれば300万円の利益になります。

300ポイント以上貯めてきたらこれぐらいの利益を狙っていきたいですね。

IPOチャレンジポイント使用の注意点

IPOチャレンジポイントを使用して抽選に参加するのに注意点があります。

IPOチャレンジポイントを使用するIPO銘柄の選別は慎重に行ってください。

せっかく貯めてきたIPOチャレンジポイントが一瞬で消滅してしまう事もあるので、必ず覚えておいて下さい。

IPOチャレンジポイントを使用して抽選に参加し、当選か補欠当選した時に購入辞退を行うと使用したポイントは消滅してしまいます。

初値高騰の期待があるIPOに当選したら辞退することはないと思いますが、補欠当選の場合は知らずに辞退してしまうことや、長い間ポイント狙いの抽選申込をしてきて欲しくないIPO銘柄の当選か補欠当選の購入辞退の経験があると、その時の感覚で購入辞退をしてしまう可能性もあるので注意してください。

購入申込期間内に購入申込を忘れた場合も購入辞退の扱いになるので消滅してしまいます。
そのためポイントを使用して抽選に参加するときは必ず購入申込を行うようにしてください。

補欠当選で繰上抽選に落選したら1ポイントプラスで使用したポイントは戻ってきます。

まとめ

  • IPOチャレンジポイントを貯めていくと必ず当選できる
  • IPOチャレンジポイントは抽選に落選すれば1ポイント貰える
  • SBI証券の取扱IPOはIPOチャレンジポイント狙いですべて抽選参加するようにする
  • IPOチャレンジポイントを多く貯めて初値高騰の優良IPOに使用する
  • IPOチャレンジポイント使用時は資金全力投入で複数単元の当選を狙う
  • IPOチャレンジポイント使用での購入辞退は使用ポイント消滅なので要注意

この記事では『IPOチャレンジポイント』について解説してきました。

実際どのぐらいのIPOチャレンジポイント使用で当選できるかは、誰にも明確にはわかりません。

ネットでのIPOチャレンジ使用での当選報告で、ある程度の予測はたてれますが使用するタイミングは自分のルールを決め、初値高騰の優良IPO株以外には簡単に使用しないでコツコツ貯めていくのが重要だと思います。

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