SMBC日興証券のIPOルール・抽選配分・入金タイミング・資金拘束などを解説

SMBC日興証券は日本3大証券会社の1つで、 三井住友フィナンシャルグループの総合証券会社です。

IPOの取扱いも業界トップクラスで、なにより主幹事の実績もかなり豊富です。

IPO投資をするにはIPO株の割当てが多い主幹事の証券会社からの申込が最重要ポイントになってきますので、必要な証券会社になるのは間違いありません。

ここではSMBC日興証券のIPOルールを解説していきます。

SMBC日興証券の特徴・実績

SMBC日興証券は主幹事、幹事でのIPOの取扱いは申し分ない実績で、特に主幹事を引受ける数もトップクラス。

主幹事といえば名前が挙がる証券会社のひとつです。

全IPO主幹事幹事
2017901160
2018902046
2019862041

主幹事を引受けることは簡単なことではなく、大手証券会社であるSMBC日興証券の実績があるからこその結果だと思います。

口座開設のコースが 『総合コース』と『ダイレクトコース』の2種類があります。

『総合コース』は支店窓口担当者からのアドバイスや投資情報の提供を受けれたり、オンライントレード、コンタクトセンターなど全ての取引窓口を利用できますが、そのぶん取引手数料などは高めになります。

『ダイレクトコース』はパソコンやスマートホンを使って自分のペースで取引できるコースです。取引手数料などは安く設定されていて、ネット抽選のIPOにも参加できます。
IPOの申込みを主に考えている個人投資家はこのコースを選ぶことが多いのではないでしょうか。

やはりIPO株の割り当てが多い主幹事に申込するのが重要なので、当選するためには必ずと言っていいほど必要な証券会社になります。

IPO株抽選配分

SMBC日興証券では引受けたIPO株数の最大で15%がネット抽選で配分されます。
最大で15%というのは、10%が『同率抽選』、5%が『ステージ別抽選』の2種類で抽選され、合計15%です


残りのIPO株は、ネット抽選以外で預け入れ金が多かったり取り引き量が多い大口顧客に、店頭などで裁量配分されています。
こちらの配分は一般の個人資家には、かなりハードルが高いのでネット抽選のほうが配分確率は高いでしょう。

同率抽選

10%が1口座1抽選の100%完全平等抽選で配分されます。

この抽選は資金量や取引量などにより優遇される裁量制ではなく、完全平等なので誰にでも当選の可能性があります。
1口座で1抽選なので、いくら申込みの口数を増やしても当選確率は変わらず、申込するIPO株に1単元(1口)で十分です。
少額資金の人にはありがたい制度です。

ステージ別抽選

5%がダイレクトコース限定の『ステージ別抽選』で配分されます。

ステージ別抽選』は同率抽選で当選しなかった場合、口座がダイレクトコースの人限定で、預けている資産残高に応じて4つのステージにわけられ、当選確率が最大25倍に変動する資金量優遇の抽選です。

下記の表からステージ別抽選対象者を参照して下さい。

ステージ別ブロンズシルバーゴールドプラチナ
割り当てられる票1票5票15票25票
必要条件新規口座開設
3ヶ月間
or
資産残高
250万以上
or
信用取引建玉残高
250万以上


資産残高
1,000万以上
or
信用取引建玉残高
1,000万以上

資産残高
3,000万以上
or
信用取引建玉残高
3,000万以上

資産残高
5,000万以上
or
信用取引建玉残高
5,000万以上
  • 『資産残高』、『信用取引建玉残高』を比較し、資産状況によって、ブロンズシルバーゴールドプラチナの4つのステージにわけられる
  • 資産を預けるほどステージが上がる
  • ステージごとに1票~25票の抽選票が割り当てられる
  • プラチナになるとブロンズに比べ当選確率25倍
  • 新規口座開設から3ヵ月間ブロンズ保障
  • 『資産残高』、『信用取引建玉金額』は、直近3ヶ月間の月末平均残高で計算

最低ステージでも250万円以上の資産残高が必要になりますが、新規口座開設者は3か月間はブロンズステージの優遇措置を受けれるようです。
IPO投資メインで、資金移動を頻繁に行っている人にとってはこのステージ別抽選はハードルが高いのではないでしょうか。

IPO抽選参加ルール

資金入金のタイミングは?

SMBC日興証券は『前受方式』なのでブックビルディング申込み前に、抽選に参加する銘柄の必要資金を入金する必要があります。

資金拘束のタイミングは?

ブックビルディング申込時に申込した銘柄の必要資金が拘束されます。
抽選の結果が当選していればそのまま資金拘束されていますが、購入申込をキャンセルすれば資金拘束から解放されます。
注意!
SMBC日興証券は当選キャンセルへのペナルティが課されるます!


抽選結果が補欠(落選)となって時点で資金拘束が解放されていますが、補欠申込を行うとまた資金が拘束され、補欠繰上当選の抽選結果後に落選なら資金拘束が解放されます。

重複申込の資金は?

ブックビルディング申込時に銘柄の必要資金がが拘束されるので、同一資金で複数銘柄の申込はできません。
各銘柄のブックビルディング期間が重なっていると、申込する各銘柄ごとの必要資金を入金する必要があります。

例えば
申込をする各銘柄の必要資金がA銘柄が30万円・B銘柄が10万円だったとします。
銘柄ごとの必要資金が拘束されるので、30万円+10万円の合計40万円が必要になります。

抽選結果

SMBC日興証券の抽選結果の表示は『当選』『補欠』の2つしかありません。
当選以外はすべて補欠になり、ほぼ落選のようなものです。

抽選日の20時以降に結果を確認できます。

補欠での繰上抽選の申込もできますが、購入申込期間の終了後に抽選結果が表示されます。
当選者以外、すべて補欠ということなので繰上当選の確率は非常に厳しいものになっています。

当選後の購入キャンセルのペナルティは?

IPO当選後にキャンセル(当選辞退)すると1ヶ月間抽選に参加できないペナルティーがります。
しかも購入キャンセルした銘柄以外に、ブックビルディングに参加している銘柄もすべて無効になります。

購入意思表示

当選していればSMBC日興証券の募集申し込み期間中に購入の申込を行います。

購入の申込み忘れがあった場合もペナルティの対象になりますので、募集申し込み期間は必ずSMBC日興証券のホームページで確認しておきましょう。

まとめ

  • IPO取扱い実績は主幹事、幹事ともに業界トップクラス
  • 口座開設のコースは2種類、『総合コース』と『ダイレクトコース』
  • IPO引受け株数全体の最大15%がネット抽選配分で2種類あり
  • ネット抽選配分の10%が完全平等の『同率抽選』、5%が資金残高優遇の『ステージ別抽選』
  • ブックビルディング申込時に必要資金の入金必要
  • 同一資金での重複申込は不可能
  • 抽選結果の表示は『当選』と『補欠』のみ
  • 当選後のキャンセルまたは購入申込忘れはペナルティ有り

SMBC日興証券のIPO主幹事取扱い実績はトップクラスです。
重複申込ができないのでIPOが重なる時には資金的に厳しくなり工夫に頭を悩まされます。

購入キャンセルも厳しいペナルティが課されますので銘柄の選別はしっかりと行うことが必要になってくるでしょう。

IPOに当選するには主幹事からの申込は最も重要になるので、SMBC日興証券の口座が必要なのは間違いないでしょう。

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